米国国立補完代替医療センター(NCCAM)が出資し、デューク大学で実施された研究において、パイナップル茎由来の酵素が、炎症性腸疾患(IBD)の炎症を軽減する可能性を確認した。
同パイロット研究では、クローン病(CD)患者20名、潰瘍性大腸炎(UC)患者23名のほか、健常で非IBDの対照群8名の計51名が参加した。
サイトカイン生産に関してブロメラインの影響を評価するために、UCおよびCD患者、健常者の対照群から得られた大腸生検がin vitroでブロメラインと扱われ、炎症誘発性サイトカインおよびケモカインの産出が測定された。
その結果、IBDの進行に関与している複数の炎症誘発性サイトカインおよびケモカインの生産が、ブロメラインにより減少した。
研究者は、大腸組織が体内でブロメラインにさらされた時に、同様の変化が起これば、ブロメライン治療はIBD患者に効果がある可能性がある、と結論づけた。研究者はまた、ブロメラインがどのように炎症誘発性サイトカインおよびケモカインの生産に影響するのかを理解するための研究が、今後必要だとしている。

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