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2008年7月アーカイブ

米国で肥満増加、成人の25.6%が肥満

2007年米国成人の25.6%が肥満で、2005年比1.7%増加したことが、先ごろ公表された最新統計で明らかになった。


米国疾病対策予防センター(CDC)の最新「罹患率および死亡率週間報告書(MMWR)」によると、2007年の成人肥満率は、2005年の23.9%から1.7%増加し、政府で打ち出している健康政策「ヘルシーピープル2010」の肥満率15%以下にするという目標を達成した州は全米中で皆無であった。


地理別では、南部の肥満率が高く、アラバマ州、ミシシッピ州、テネシー州では30%以上が肥満で、平均では27%だった。中西部では25.3%、北東部23.3%、西部22.1%であった。


年代別では、50~59歳が最も高く、男性が31.7%、女性が30.2%であった。

先ごろ米国NIH(国立衛生研究所)の研究において、レスベラトロールの健康増進効果が確認されたが、別の研究で、レスベラトロールが、多くのケースで乳がんに関与する異常細胞の形成を抑制したことが、確認された。
 
多くの乳がんケースにおいて、増えたエストロゲンが乳がんを促進することが多いが、研究者らはネブラスカ大学医学センターで実施された初期実験研究において、レスベラトロールがこれらDNA付加物の形成を抑制し、乳がんの最初の段階を防ぐ能力があることを確認した。
 
同研究に使用したレスベラトロールはしかも低濃縮で、100マイクロmol/L まで実験したものの、DNA付加物の抑制が見られたのは10マイクロmol/Lのみであった。 1杯の赤ワインはおおよそ9~28mol/Lを含んでいる。
 
さらに同研究では、レスベラトロールが乳がんのリスク要因で知られるCYP1B1の発現と2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-P-ダイオキシンの形成を抑制したことが、確認された。
 
研究者は、今回の研究は培養試験であったため、今後はより大規模のヒト試験での確認が必要である、としている。
 
同研究結果は、米国がん学会誌「Cancer Prevention Research」2008年7月号に掲載されている。 

米国の報道によると、サプリメントメーカーCertified Natural Laboratories社は6月、ニセのフーディア原料を同社に供給したとして、供給元のStryka Botanics社を告訴した。


Certified社は2004~2006年の間、Stryka社からフーディア原料を購入していたが、06年8月の注文時に納入されたフーディア原料に怪しい点があったため検査をしたところ、ニセ物であったという。


食欲抑制に効果があるとされる南部アフリカ産のフーディア原料は、ニセ物も多く出回っており、業界でも問題になっていた。

米消費者団体の公益科学センター(CSPI)は1日、クラフト社、ゼネラルミルズ社、ドール社、コカコーラ社、サンスイート社ら大手食品会社が製品に虚偽・誇大な効能表示(構造・機能強調表示)をしているとして、FDAに取締り強化を求める要請書を提出した。

要請書中において、


ドール社の「Wildly Nutritious Tropical Fruit」、クラフト社の「Crystal Light Immunity Diet Beverage」、ゼネラルミルズ社の「Green Giant Immunity Boost」の免疫表示


ウェルチの「Fiber 100% Grape Juice」の消化機能表示


ミニッツメイド「Enhanced Juice Blend Omega-3 DHA Pomegranate Blueberry Flavored Blend of 5 Juices」の脳機能表示


ミニッツメイド 「Enhanced Juice Active 750 mg Glucosamine HCL」の関節表示


が例として挙げられており、その効能効果について疑問を投げかけている。


また、FDAに対して、下記3点ついて要求している。


1)これら企業に対し警告書を送付すること


2)食品の構造・機能表示に関する具体的な基準を明確にし、食品業界に普及させること


3)通常の食品は、構造・機能表示がどこまで可能か、範囲を明確化した基準を設定すること

米国国立補完代替医療センター(NCCAM)が出資し、デューク大学で実施された研究において、パイナップル茎由来の酵素が、炎症性腸疾患(IBD)の炎症を軽減する可能性を確認した。

同パイロット研究では、クローン病(CD)患者20名、潰瘍性大腸炎(UC)患者23名のほか、健常で非IBDの対照群8名の計51名が参加した。

サイトカイン生産に関してブロメラインの影響を評価するために、UCおよびCD患者、健常者の対照群から得られた大腸生検がin vitroでブロメラインと扱われ、炎症誘発性サイトカインおよびケモカインの産出が測定された。

 

その結果、IBDの進行に関与している複数の炎症誘発性サイトカインおよびケモカインの生産が、ブロメラインにより減少した。

 

研究者は、大腸組織が体内でブロメラインにさらされた時に、同様の変化が起これば、ブロメライン治療はIBD患者に効果がある可能性がある、と結論づけた。研究者はまた、ブロメラインがどのように炎症誘発性サイトカインおよびケモカインの生産に影響するのかを理解するための研究が、今後必要だとしている。

 

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